ご依頼経緯
飲食店が複数入るテナントビルにて火災が発生。ネットニュースやツイッターで激しい火災だった様子を知りました。そんな火災現場の復旧作業依頼が来たのは火災から1週間後のこと。ビル内のテナントで起きた火災だったためほかのテナントさんにも焦げ臭い火災臭が広がっていたり、共用部にも煤汚れがあり急ぎで何とかしてほしいとのことでした。
火災は火が消えたから終わりとはいかないものです。消火活動により放水された水は煤と混じり下の階にも影響をもたらしますし、煤は驚くほど離れた場所までついているからです。
今回は共用部とエレベーター、火元テナント内部の煤除去、消臭をご依頼いただきました!!こちらの火災現場の復旧作業の様子をご覧ください。
作業前の状況

ビル1階の入り口から感じる焦げ臭さ。火元の真下にある飲食店さんは臭いの強さに営業を停止しているのだとか。内装解体後、消臭作業前のテナント内部の様子。火元付近は天井が真っ黒になっていることがわかります。窓ガラスは割れていて火災のひどさがわかりますね。作業開始は7月。夏場の火災現場は汗と煤汚れとの勝負。頑張っていきましょう!
作業の様子
内装解体の様子を撮り忘れていますが、今回はテナント内部をスケルトンにし再度賃貸に出せるように仕上げていきます。中途半端に残っていたタイルは剥がしていきます。

室内温度は39℃。スタッフの熱中症が心配です。
臭いの元煤取り作業の様子も見てみましょう↓

凄いきれいに落ちていますね。臭い物質をできるだけなくし消臭作業を行っていきます。暑い季節ですが、臭いが漏れてしまわないようもちろん窓は閉め切り。空調服を着ていても生ぬるい風なんですよね・・。

みんなで一気に煤落とし。薬剤と化学反応させて拭き上げるという地味な作業ですが大切な作業です。

顔が煤まみれですが作業の終わりが見えいい顔してます(笑)

テナント内部のコーティング、オーナー様のご要望で塗料上塗りを行いオゾン燻蒸です。共用部は深夜作業で行いました。秋田出張からそのまま夜間作業だったので寝落ちしないか必死でした。懐かしい。
仕上がりの様子

作業前の煤で薄暗い感じとはうって変わって室内も真っ白になり、明るくなりました!!作業前の焦げ臭さはもうありません。この状況なら新たなテナントさんを募集できます。
他のテナントさんも営業を再開することができ復旧作業を急ぎよかったです。
火災後の消臭作業は今回のような複数のテナントが入るビルの場合より迅速な施工が必要です。今回もお役に立つことができて何よりです。
火災後の原状回復、臭いの除去はSweepersにお任せください。
作業詳細
依頼者 ビル管理会社様
作業場所 東京都豊島区
物件 商業ビル
作業日数 15日