ご依頼経緯
“線状降水帯”という言葉はここ数年一気に広まったように感じます。ハザードマップエリアではないから大丈夫だろうと思っていたという依頼者さん。今回床下浸水したのは用水路があふれてしまったからだそう。近隣一帯が線状降水帯により水量が増えたことにより排水不良をおこし住宅まで水が入ってきてしまったようです。雨が降る中、夜中に床下浸水が始まりました!!とお問い合わせいただきました。
現場状況
床下点検口から見える水位をお客様が送ってくださったものです。こちらが最大水位時の様子。引っ越して3カ月の築浅物件。小さいお子様もいて水害の影響をご心配されていました。床下点検口からは生臭い臭いがするとのこと。今回は火災保険のオプション水害の保険にも加入されていたため、保険使用の際の写真も撮っていただきました。
作業内容
- 排水
- 洗浄
- バイオを使用したバイオ洗浄
- 乾燥
- 人体に害のない消毒剤塗布
- オゾン除菌消毒
- 防カビコーティング
汚泥や汚水洗浄時の様子。浸水被害から排水までが早かったのでカビの発生はなくきれいな状態です。
床下に送風機を設置し乾燥を促します。この時温風を使用するのはNG。それは・・
カビの好む環境条件
- ①湿度が高い (60~80%)
- ②温度が中程度 (25~30℃)
- ③栄養分が豊富 (ホコリや皮脂などの汚れ)
カビをはやすことなく床下を乾燥させるには送風が一番なんです。
今回は築浅物件、お子様が小さく健康被害が心配とのことでこの後防カビコーティングを行いました。床下というお客様からは見えない場所での施工の為、施工時の様子を都度写真でご確認いただきながらの作業となりました。
依頼者・料金
ご依頼者:水害被害にあわれたご本人様
場所:東京都町田市
作業時間:3日
費用:12,000円/1㎡