ご依頼経緯
残業を終え帰宅したところ、緊急対応のご連絡を奥様よりいただきました。
床下収納が浮き上がり、なんだろうと床下を開けたところ収納のぎりぎりまで水が溜まっている状態だったという事。“クラシアン”に連絡し日中修理依頼をしたところ、対応できず弊社にご連絡をいただいたようです。クラシアンの方曰く、漏水ではないと言われたとのこと。
話を聞く限り、口切満タンに水が溜まってしまっているようなので、一刻も早い対応をしないと床上にまで水があふれてしまうような状況。
今すぐに来てほしいとのご要望だったので到着が22:00を回る旨をお伝えし急遽現場に向かいました。
この時点では漏水なのか、先日の大雨によるものなのか判断がついていない状況です。
また、家の図面もご主人が帰宅されないと分からないとのことで全体の平米数も全く把握できていない状況でした。
今回のような床下点検口が浮き上がり床下の水に気が付いたという事例は床下収納に何も入れていなかた、または軽いものしか入れていなかっら場合です。重たい調味料や果実酒を大量に収納していた場合は浮き上がることがなく水があふれてきて気づかれることが多いように感じます。
現場状況
奥様が水道を使用しないようにしてくださっていた為若干水位は減っていたようですが、十分な水の量がありました。
溜まっている水は汚泥も混じっていないことから雨による浸水ではないと判断。また、排水管からの漏水の場合、臭いや油脂、タンパク汚れなどが浮遊していますが今回はそれらもなく原因は給水管からの漏水だろうと判断しました。クラシアンは漏水じゃないって言ったのに・・とお客様はお困りです。
取り急ぎ、排水ポンプを使用し床下に溜まった水の排出作業を行いました。
たっぷりたまった水は勢いよく吸い込まれていきます。その間、保険の加入状況のご確認、保険金請求の流れ、今後考えられる漏水事故による影響のご説明、弊社にて行える作業内容のご説明をさせていただきました。漏水事故の場合保険が使用できることをしらないお客様は意外と多いものです。
「火災保険」というネーミングから火災の時にしか使用できないと思われてるようですね。
この日は土曜日の夜。夜間作業は排水のみを行い、後日漏水個所の特定と復旧を行う事になります。
漏水原因
漏水の原因は浴槽に繋がる給湯管の亀裂でした。漏水スピードはゆっくりポタポタ程度だったので、漏水発生からは時間が経っていたのかもしてません。
エコキュートから繋がる給湯管を交換し漏水を止めることができました。これで安心です!
漏水後の復旧作業
今回は給湯管からの漏水だったので消毒はしなくても問題はないのですが、小さなお子様もいらっしゃるためカビが気になるとのことで洗浄やカビ取り、防カビ施工まで合わせてご依頼いただきました。
このようなカビが床下の木部に見られたので綺麗にしていきます!今回のこちらの現場、床下が30cmほどしかなく通常よりスペースがないため中々大変な作業となりました💦
ユニットの下はこんな感じです⇓断熱材にもカビが発生していることが確認できますね。
バイオ洗浄、カビ取り、オゾン消臭、乾燥、防カビ剤コーティングと作業を行いました。
作業完了
乾燥させお引渡しとさせていただきました。
漏水事故による復旧依頼は年々増加しております。
今回は戸建ての給湯管の不具合だったので原因第一位ですね。マンション漏水や施設の漏水事故による復旧などのご相談は修理はしてくれるものの洗浄消毒やカビ対策はどこに頼んだらいいのかわからない方が多くいらっしゃる印象です。弊社では、水害復旧の経験を活かし漏水案件にも対応が可能です。
24時間の緊急対応も可能なので何かあればご相談ください。
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作業詳細
作業場所:東京都板橋区
現場:戸建て住宅
作業内容:漏水事故復旧
作業費用:¥12,000/㎡