ご依頼経緯
茨城県内に複数賃貸物件をお持ちの大家さんよりSOSでした。 約8カ月家賃を滞納され住民と連絡がつかず物件に行ってみたらもぬけの殻になっていた。 室内がごみ屋敷になっていて何とかしてほしいとのこと。 今回のように家賃滞納、夜逃げ、保証人共々音信不通でも室内のもを勝手に処分することはできません。大家さんにとっては経済的な損失だけでなく残置物の処分に悩むなど精神的な負担も大きいことでしょう。今回はしっかりと法的手段をとったのちに作業に入らせていただきました。
現場状況
現場の状況としてはゴミというより物が多い印象です。 3DKすべての部屋が腰の高さまで物であふれていました。 親子3世代でお住まいだったこのお宅には衣類が多く新品のままのものがたくさんありました。 ネズミが出ていたようで糞やかじった跡も見受けられます。 小さなお子さんがいたようで母子手帳や幼稚園用品などもそのまま残されておりました。 今がご家族そろって元気で生活されているといいのですが・・
今回の物件は現状のままオーナーチェンジする予定のため簡易清掃のみでお引渡しです。 物が多かったものの食品等は少なく比較的作業はしやすい現場となりました。 大家さんは不動産業を長いことしてきて夜逃げされたりここまでのごみ屋敷にされたのは初めてだと嘆いていらっしゃいました。小さなお子さんがいたため家賃滞納は許していたようです。 作業費は保険に入られていなかったため大家さんのご負担となってしまいました。 今回の大家さんには孤独死だけでなく、夜逃げの残置物撤去もお手伝いすることができてよかったです。
搬出量は3tトラック2台、1tトラック2台でした。
ご依頼詳細
ご依頼者:物件オーナー様
場所:茨城県利根町
作業内容:ごみ屋敷清掃
作業人数:4名
建物:戸建て賃貸住宅3DK+屋外物置