茨城県龍ヶ崎市孤独死清掃ご遺品整理作業

家財整理特殊清掃

2022.6.21

ご依頼経緯

故人様のお兄さまより弊社HPからご連絡をいただきました。病気を患っていた４０代の弟様が龍ヶ崎市内の賃貸住宅内で孤独死されてしまい腐敗が進んでおりご家族でご遺品整理が行えないので代わりにしてほしい、物件引き渡し条件の原状回復工事までをお願いしたいとのことでした。

現場状況

まだ４０代だったという弟様は病気を完治され退院したとのことでご家族は安心していた矢先の出来事だったようです。室内の布団の上で寝たままの状態でお亡くなりになっていたことが分かります。　　　　　　　　　　　　　　夏場ということもあり、ご遺体の腐敗が進み室内にはハエや蛆がたくさんいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臭気もかなり強かった印象です。ご依頼をいただいたのが月末近かったため月内退去に間に合うよう作業を急ぎます。室内は仕事に使うものをはじめ趣味のものなどがたくさんありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご遺族様には貴重品のほか資格証と表彰状の捜索をご依頼されたので気を配り作業を行いました。

ご遺族様が探されていた捜索品はすべて無事に見つかり、そのほか写真やカメラなどをお渡しできました。今回不動産管理会社様より、クロスとFCの交換をご依頼されたので引き渡しの間に合うよう交換させていただきました。今回は腐敗は進んでおりましたが敷布団、絨毯、ホットカーペットさらにその下に暖を取る用のアルミシートが引かれていたため床へのダメージは最小限となりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし、壁に接してお亡くなりだったため体液が壁をつたっておりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　費用を抑えるため壁の石膏ボードは洗浄後特殊コーティングを施し臭気を封じ込めております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリーニング後オゾン脱臭を行い無事月をまたぐことなくお引渡しとなりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お引渡しの際はご両親遠見いいさまがお立合いしてください若くしてお亡くなりになってしまわれた故人様についてお話をしてくださいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数か月自宅療養後に元居た会社に復帰後予定だったこと、釣りが趣味で休日は遠出されていたこと、釣った魚で料理をされていたこと・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　急なお別れに涙されていましたが、室内がきれいになったことで一歩前に進めるといっていただけました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私たちにできることはほんの些細なことしかありませんが、少しでもお役に立てることができてよかったと思います。