布団の中で孤独死がおきてしまった事例茨城県かすみがうら市の特殊清掃

ご遺品整理特殊清掃

2024.3.27

ご依頼経緯

GW真っ最中のご依頼でした。共有部に最近ハエが多くベランダにごみでも置いているのかと覗いたら窓にハエが凄く管理会社に依頼したというものでした。女性の一人暮らしだったそうですが、年齢的にはまだ若く特段持病もなかったようです。弊社には管理会社から紹介を受けたご遺族が連絡をくださいました。遺品整理や特殊清掃、完全消臭、引き渡しのための代理立合いなどをお任せいただきました。

現場状況

殺虫作業を完了した後の写真です。物が乱雑に散らばっているのが印象的でした。布団の上でお亡くなりになられていましたが、布団の上にも物が散乱していたためか、何枚も布団が重ねてあった事もあり、床には大きなダメージがありませんでした。
フローリングの場合、目地に体液が入り込んでしまうと洗浄や油脂の分解をしっかり行わないと後々の臭気の原因となってしまうため注意が必要です。

今回の現場は油分の多い現場でした。一見すると透明(薄い透明な黄色)なので分かりにくいですが、しっかりと洗浄を行っていきます。今回は臭いがとれるのならば床の貼替はしなくていいと大家さんからお話があったため、床を維持したまま完全消臭にもっていくこととなりました。

むやみに解体を行うのではなく、必要に応じた作業内容が重要です。

作業内容

ご遺品整理も貴重品のみ残しお任せいただいたのでしっかりと対応させていただきました。特殊清掃が必要な場合はたいていがご遺品や家財道具にも臭いが染みついてしまうため、お取り置きした貴重品類も消臭してからお渡しさせていただきました。
GW期間とはいえ、朝晩はまだ肌寒い時期だったこともあり、お亡くなりになられたときはエアコンがついていたようです。エアコン内部にも臭いがついてしまうため、エアコンも一緒に洗浄消臭させていただきました。

特殊清掃＝体液の洗浄ではないのです。完全消臭を行うには室内の埃にまで対応していかなければなりません。
臭気がある程度なくなったところで、空間に残る腐敗臭を分解するためオゾン燻蒸を行いました。
オゾンは確かに優秀ですが、臭いの元が残ったままの状態ではせっかく分解した空間の臭気が再び臭いの元から発生してしまいお金の無駄となってしまいます。

賃貸物件のお引渡しには原状回復が必要になります。借りた時の状態で返すということですね。
今回は保険を使用しての作業となりました。
臭いがなくなったことで大家さんも安心してくださいました。
茨城県の孤独死による特殊清掃のご相談は24時間365日年中無休で対応しております。
もちろん茨城県外でも問題ございません。