新築戸建て浴槽配管施工ミスによる漏水消毒作業

水災害復旧

2024.1.24

2024.3.25

ご依頼経緯

ハウスメーカー様よりご連絡をいただき施工となりました。今回は戸建て新築物件の床下漏水。お風呂の排水配管が未接続のままお引渡しをされ約8か月床下に流れてしまったとのこと。もちろんですが、戸建てのオーナー様はカンカンです。夢のマイホームがまさかこんなことになっているなんて思いもしませんよね。ハウスメーカー様はできる限りのことはさせていただきたいとのことで打ち合わせを重ね作業に入らせていただきました。

現場状況

大まかな排水はハウスメーカー様で行ってくださいましたが、浴槽の配管トラブルの為、髪の毛や皮脂汚れなどが床や断熱材、コンクリート基礎部分にこびりついておりました。強いにおいはありませんが、それでも全く臭いがないわけではありません。作業前にオーナー様に現状のご確認をしていただき、オーナー様の心配なことについての施工内容や今後のスケジュールをご説明させていただきました。

作業内容

今回は浴槽内からの漏水ということもあり、通常の水害復旧とは使用する薬剤が異なります。皮脂やタンパク汚れを落とす作業が必要です。小さなお子様もいらっしゃるためもちろん人体に害のないもので作業を行っていきます。若干のカビが見られたため、カビ取り、防カビ処理、施工後のカビ菌調査、臭気の測定までを行っていきます。

作業風景

床下の様子です。床下の空間は３５センチ～４０センチくらいのことが多いため小柄な女性でもこのくらい圧迫感になります。そんな理由から弊社でも床下に入れるスタッフは限られてしまいます。幸い若手スタッフは細身体系なので大助かり。床下でもしっかり活躍してくれます。写真は浴槽を使用した際に水と一緒に流れた髪の毛や湯垢が１階の基礎すべてに流れてしまったため洗浄しているところです。皮脂汚れがコンクリートの凹凸に入り込んでいて一苦労でした(;´Д`A “`

作業後

お客様が気にされていた浴槽下の断熱材の髪の毛や皮脂汚れも無事にきれいにすることができました。カビ菌調査でも結果は問題なく、臭気もさがりお客様も安心してくださいました。ハウスメーカー様も初期施工ミスとのことでかなり心配されていましたが、すべてを数値化し目に見える形で結果がでたことでお客様とこれ以上のトラブルになることなく胸をなでおろしていました。

『床下の漏水消毒』ができる数少ない業者です。お見積りは図面があれば可能です。お困りの際はぜひご相談ください。